Gemini 4 Argon が Buda に登場:思考の深さを三段階で選ぶ
既存のAgentで推論の投入を調整し、軽い整理から難しい分析まで、確認できる成果物へつなげる。

Buda の Gemini モデルが Gemini 4 Argon に更新され、Low・Medium・High の思考レベルを選べるようになった。Agentの入力欄でモデルと深さを選び、作業用の環境を作り直さずに仕事を続けられる。
すべての回答を長くするのではない。速く済ませたい整理と、推論に時間をかけたい問題を分けるための選択肢だ。
タスクに合わせて深さを選ぶ
Googleは難しいコード、Agent、数学・科学の問題にArgonを位置付け、モデルガイドで三段階を評価し、品質基準を満たす最も低いレベルを選ぶよう勧めている。
| レベル | 試す作業 | 確認する点 |
|---|---|---|
| Low | 明確な資料の整理、軽い分析・文章作成 | 抜けと形式 |
| Medium | 複数資料の比較、通常のコード・多段階作業 | 推論と根拠の整合 |
| High | 難しいコード、複雑な制約、数学・科学 | 仮定、例外、検証 |
Mediumは汎用の出発点。Highは通常token消費が増え、最初の出力も遅くなる。常に最上位を選ぶ必要はない。表は利用提案で、Budaの速度・成功率の実測ではない。

大きな枠と成果物を分けて考える
入力、思考、出力は 1,048,576 tokens を共有する。百万入力に百万出力が追加されるのではなく、永続的な記憶でもない。今回のBuda接続の出力上限設定は 65,536 tokens だ。
Googleのlong decodeは対応API経路で生成を延ばす仕組みだが、Budaの選択画面で百万token出力が可能という意味ではない。資料間の関係、コード差分・テスト、調査の出所や未確認点を整理し、最終成果物を読み取れる形にする。
Driveの全ファイルが毎回自動で入力されるわけでもない。必要な資料と範囲を指定する。
既存Agentから始める
- 担当Agentの入力欄で Gemini 4 Argon を選ぶ。
- Medium を起点に、軽作業ならLow、難しい推論ならHighを比較する。
- 許可済み資料、出力ファイル、合格基準、禁止操作を指定する。
- 実ファイル、根拠、残った課題を確認してレベルを調整する。
モデル変更でDriveは別にならず、資料や手順は同じ作業環境に残る。Highを選んでも書込・送信・展開の権限は広がらない。
終点が明確な仕事を一つ試す
製品変更説明と操作文書の照合なら、次のように依頼できる。
指定変更説明と操作文書だけ読む。影響段落、根拠、修正案、未確認事項を一覧にし、修訂草稿を保存する。根拠のない補完、正式文書変更、送信、公開はしない。最後に草稿の場所と人の判断が必要な点を示す。
これは未実施の試用案。同じ資料で抜け、誤り、手直し、待ち時間を比べ、文章量を成功指標にしない。Agent Workspaceは会話・ファイル・実行ツールをまとめ、Driveと記憶は次回に必要な資料を保つ。継続業務には推論モデルだけでなく文脈と手順が必要だ。
よくある質問
新しいAgentが必要?
不要。既存Agentで選択する。モデル変更はファイル権限の分離ではない。
Highなら必ず良くなる?
入力と合格基準を固定して比較する。Mediumで十分なら追加投入は不要で、Highでも事実確認は必要だ。
一度に百万token出力できる?
今回の接続は65,536の出力上限設定。共有枠とlong decodeを現在のチャット出力上限と混同しない。
Creditsはどう判断する?
Buda料金ページでの Gemini 4 Argon の Credits 倍率は 0.7x。モデル間の相対消費を比較する値で、タスクごとの固定料金ではない。
Buda料金ページと実使用量を確認する。入力、出力、キャッシュ、ツール、最低課金規則が消費を決め、思考レベルもtoken量を変える。範囲を絞った仕事で結果と使用量を比べる。
判断が必要で、完了を確認できる仕事を選ぶ。資料と成果物を指定し、Agentに実行させて結果を確かめよう。