
「文書だけを書く」modeを別のリポジトリへ移したとき、ファイル制限も同じままでしょうか。モデル設定とAPI keyは、同じ方法で共有してよいのでしょうか。
Zoo Codeの代替を考える際は、IDEの設定を持ち運びたいのか、部署をまたぐ業務を継続させたいのかを分けます。設定移行と成果物の引き継ぎは、別々の検証が必要です。
持ち運べるものを特定する
Zoo公式サイトはRoo Codeのコミュニティforkとして、Architect、Code、Debug、custom modes、複数ファイル編集、diff review、BYOK、MCPを紹介しています。Rooの終了についてはBuda vs Roo Codeを参照し、ここでは現在のルール管理を扱います。
Custom modesの資料によると、slug、役割、tool groups、利用条件、追加指示を定義できます。modeとルールはYAMLでexportでき、Project importは.roomodesと.roo/rules-{slug}/、Global importは全体設定へ保存します。
同じslugのProject modeはGlobal modeをすべて置き換えます。項目ごとのmergeではありません。移行先で実際に有効なツールとパスを確認してください。
mode exportとsettings exportは別物
Settings資料は、全設定のJSONにprovider profiles、全体設定、平文のAPI keysが含まれると警告しています。秘密情報を含むファイルとして扱い、公共リポジトリに置かないでください。
mode YAMLは役割の共有に向きますが、ルールファイルに社内情報が入っていないか確認します。settings importはprofilesを追加し既存設定を更新します。同slugのmode importは既存modeを上書きします。公式のRoo→Zoo移行対応は、Zoo→Budaの互換性を意味しません。

四つの項目でmodeを受け入れる
Documentation Writerなら、許可ファイルは承認済みMarkdownのみ、許可ツールはreadと制限付きedit、必須成果物は文書・出典・変更概要・未解決事項、確認担当は内容を受け入れる人、と定義します。
ZooのeditにはfileRegexを設定できます。ただし編集ツールの制限がcommandやMCPの副作用まで制限する証拠にはなりません。開放したツールごとに権限を試します。
BudaのAgent Workspaceは、役割資料、手順、Skills、タスク成果物を持続する環境に置きます。工程から製品・運用担当へ引き継ぐ際に利用できますが、Zooの設定変換や同等のmode enforcementを保証するものではありません。
三つの異常系で確認する
以下は未実施の検証案です。本番以外のデータで行います。
- 許可外のテストファイルへの書き込みを要求し、エラー、hash、別ツール経由の回避、失敗の可視性を調べる。
- テストAPIの認証を取り消して再実行し、古いキャッシュや無許可のprovider切り替えで成功扱いにならないか確認する。
- 別repoに同slugのProject modeを置き、上書き後の実際のツールとパスを確認する。
入力、有効な設定、操作記録、ファイル、担当者の判定を残します。コード品質や費用の優位性を測った試験ではありません。
ルールをどこで維持するか
IDE中心でprofilesとrepoルールを維持するチームにはZooの移植性が役立ちます。拡張は無料でもBYOKのモデル料金はproviderに支払い、Zoo Gateway creditsは別の課金です。
別職種へ残す資料と継続環境が必要ならBudaを検討します。まず一つの成果物と確認担当を決めて試し、再利用にはBuda AIのMarketplaceで適切なSkillを検索してインストールし、権限を確認してください。

FAQ
ZooはRoo Codeのforkですか?
公式サイトはコミュニティforkでApache 2.0と説明しています。現機能はZoo自身の資料で確認します。
custom modeで何を設定できますか?
役割、tool groups、ファイル制限、指示をProjectまたはGlobal範囲で設定できます。
settingsを同僚へ送ってよいですか?
平文API keysを含むため、まず秘密情報として扱います。共有ルールと認証情報を分離してください。
profilesと履歴は一緒に移りますか?
exportごとに対象が異なります。設定やmodeの移行から、すべての会話・承認・履歴の移行は推測できません。
Budaへ直接importできますか?
自動互換性は未検証です。手順、権限、成果物と確認責任を再構築します。
確認日:2026年10月9日。異常系試験は未実施です。